こんにちは、soraです(*^^*)
ダンダダンのハマりました。
バルタン星人がリゲインのCMソングを歌うシーンがあります。
なつかしいなあと思いながら、「24時間働けますか」って現代の感覚からすると、刺激的なメッセージ。
昨今、ハラスメントや働き方への意識がずいぶん変わりました。
かくいう僕も、心身の不調で13年勤めた会社から離脱しました。
同世代や20代の人と話していると、「仕事がすべてじゃない」という考え方はすごく広まっているなと感じます。
でも少しひっかかるところもあって。
「会社勤め」から離脱したから見えることかもしれませんが、「過去の働き方を否定するような言葉の使い方は気をつけるべきだな」と。
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僕も退職時、本部の顧問から「しんどい時期を乗り越えれば楽になれる。がんばり続けると見えるものがある。自分なんかは泊まり込みで仕事したもんや。」と話を聞きました。
しんどくなっている身としては、「もっと頑張らなきゃいけないのか」と追い詰められる気持ちになりました。
よく、「うつ症状があると励ましのメッセージは大きな負担になる」と聞いていましたが、その気持ちがよくわかりました。
特に僕が働いていたのは福祉の会社。
世代の価値観、考え方、経験が異なるにせよ、「励ましがいいものとは限らない」というのは僕の中で常識ではありました。
なので顧問からの話を受けて、やっぱり潮時だなと感じました。
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話がそれてしまいました。
とまあ、僕もやっぱり現代の考え方があるわけでして。
無理せず、リラックスしながら自分らしく頑張っていくべきだなと。
ただ、先ほどもはなしていた通り、同年代や若い世代と話していると、ついつい「過去の働き方はありえない」というような否定的な会話が出てしまいます。
「あれは否定してるわけじゃない、あくまでも現代としてはありえない。それを押し付けようとするのがいけない。」
と言われてしまいそうですが。
でも、僕から聞いてると、「否定感」を感じます。
おそらく、1970~1990を現役とするような世代のひとたちも「否定感」を感じると思います。
僕、それは嫌なんですよね。
どんな形であれ、何かが、誰かが否定されるっていうのは。
必ず、背景があるから。
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「否定」「指摘」「批判」っていうのは目につきやすい。
忙しくて疲れていると、なおさら。
「自分がしんどいのは外的要因のせいだ」と考えた方が楽だから。
本当は、しんどいなら辞めたらいいし、転職したらいいし、起業すればいい。
でも自信も実力もないし、努力する気持ちがない。
それだと自分を否定してしまって、壊れそうになる。
だから否定、指摘、批判する方が「職場を良くするためだ」という正義をかざせる。
「自分は頑張っている」と認めてあげることができる。
…誰かをいつの間にか傷つけて苦しめていることに気づけず、見ぬふりをして。
それにうっすら気づいているから、どんどん心が崩れていく。
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精神科医:樺沢紫苑さんと感謝研究家:田代政貴さんが「THUNKFULNESS 感謝脳」という書籍を出版しました。
マインドフルネスメンタルトレーニングとして感謝日記は何年も前から取り上げられています。
若い世代も、年配の世代も、「感謝」「尊敬」の気持ちが表現できていないんですよね。
心の中には持っている、と言う人もいますが、伝わっていないから「ズレ」が生まれる。
年配の人、上司にあたる人たちは若い世代や部下に対して、彼らの価値観や特色があることを理解して、尊重した方がうまくいくようになります。
一方で、若い世代、新人たちはついつい上の年代や過去の働き方をないがしろにするような発言をしてしまいがち。
それをしている限り、上の世代には声も気持ちも届きません。
結局両者とも、「感謝」という行動ができてなくて「相手の気持ちや背景を尊重できていない」からうまくいかない。
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これをどうにかするのは、さほど難しい話ではなく。
「やればいいだけ」です。
✅コンビニのレジで、「ありがとう」「ありがとうございます」と一言伝える。
✅落ちていたゴミを拾ってゴミ箱に入れる。
✅誰かが試着したあと乱雑にしてたら、たたんだりハンガーに戻す。
これらと同じように、「ちょっとやってみればいいだけ」です。
「めんどうでできない」「恥ずかしいからできない」のであれば、やらなくても大丈夫。
上の3つの全てがめんどうで恥ずかしいってわけではないはず。
できそうなものだけ、少しだけやってみる。
ありがとうはまだ言えなくても、会釈だけやってみる。
寝返りを打てるようになって、歩けるようになったのと同じです。
少しずつできることが増えていきます。